その作り方が当店の変えることのない”こだわり”です。
そのために時にはお客様をお待たせすることもあり、大変申し訳なく思います。
でも、だからこそ、当店の「らーめん」は美味しいんです。
らーめん処 力 -RIKI- の麺は伊佐の軟らかな水を豊富に使った多加水麺です。さらに小麦などは独自のブレンドを施し、スープとの相性を徹底的に研究しました。湿度や温度に合わせて製麺され、一日かけて熟成されることで生まれた-力-の麺はお客様に最高の状態で提供することをお約束いたします。
運命を変えた「らーめん」と出会ったのは高校を卒業したばかりの18歳。
叔父(赤瀬 力)が経営していた『らーめん処力-RIKI-』の“しょうゆらーめん”を食べて『こんなにも旨いラーメンが東京にはあるのか!』と衝撃を受けたのを今でも覚えています。
そして27歳の時。飲食業の事や経営の事など何にも知らずに、「あの味を提供出来れば、きっと問題ない!」と、全く知らなかった伊佐の街に根拠のない自信だけでラーメン屋を開業しました。今思えば若さゆえの勢いだけで、無謀なチャレンジでしたが、これまで20年以上続けて来られたのは、やはりお客様を始め、支えて頂いた方々のおかげです。本当にありがとうございます。
開業当時から、当店がお客様に提供する物は『時間(空間)』だと考えて参りました。
もちろん実際に提供する物はラーメンなのですが、店内に入った時から、料理を楽しみ。家族や友人らと会話を楽しみ。笑顔で店を出られるまでの時間(空間)に私達は代金を戴いているのだと。その想いの中、例えカウンター席に1人で座っても安らげる時間(空間)をお客様に提供できる様にと、日ごろ最善を尽くしております。
また、当店が元気になる事が地域を元気にすると僕は信じています。
人口減少、少子高齢化が進むこの街に、ラーメン屋としてどう貢献出来るのか。
大きな事は出来ないかも知れませんが、一人でも多くの方に喜んでもらい、一人でも多くの方を雇用する事だと考え、その為にも当店が更に元気になる努力、挑戦を惜しまない事。
その積み重ねで関わる一人一人に笑顔と感動を。地域社会に力(元気)を。
これからも届けてまいります。